勇壮48台繰り出す 新居浜太鼓祭り開幕
金色に輝く太鼓台が勇壮に練り歩く新居浜太鼓祭りが16日、開幕した。9地区の計48台が市内を巡り、新居浜の秋に彩りを添える。18日まで。
愛媛県新居浜市山根町の内宮神社では、午前4時に喜光地、北内、新田、中筋の太鼓台が参道入り口に集結。太鼓台を担ぎ、境内までの全長約300メートル・約100段の石段を上る「かき上げ」を行い、五穀豊穣(ほうじょう)や安全運行を願った。
闇夜の中ライトアップされ、一層きらびやかになった重さ約3トンの各太鼓台はおよそ200人のかき手に担がれ、石段を慎重に進んだ。かき手は額に汗を浮かべながら「せいのっ、せいのっ」と声を合わせて見事上り切ると、石段の両側を埋め尽くす大勢の観客から拍手が送られた。
◇
新居浜太鼓祭りは愛媛新聞で詳報。23日付で写真特集を掲載します。